新・ことば事情
7372「バンペイユ」
6年前の「2014年2月13日」に初めて見かけた果物(フルーツ)は、大きなミカンでした。私の知っているカンキツ類で言うと、
「ザボン」
のような大きさの感じのものですが、名前が違いました。売り場には、こう書かれていました。
「バンペイユ(晩白柚)」
恐らく、「中国語の読み方」なのでしょうね。でもそれだと、
「『ペイ』は、『白』ではなく『北』」
のような気もしますが、「白」は「ハク」。それは日本語の音読みか。麻雀の話。
あれから6年、この「バンペイユ」は、だいぶ一般的になって来たようですね。
その証拠に、「2019年9月22日」に見つけた商品の写真が、これです。
果物からそれを利用したお菓子になっています。それだけ一般化した証拠ですね。
それと、「くまモン」が宣伝していることが示すように、
「熊本県八代市」
の名産品になったようです。