新・読書日記 2020_025
『マエストロ時間です~サントリーホール ステージマネージャー物語』(宮崎隆男、ヤマハミュージックメディア:2017、3、10)
3年前に読んで「2017読書日記065」で感想を書いた本。
先日「2020読書日記022」で書いた『至高の十大指揮者』(中川右介)を読んで、
「そういえば、この本には『十大指揮者』は出て来るかな?」
と思って本棚から引っ張り出してきて、パラパラッと読んだわけです。つまり「2020読書日記024『指揮棒は魔法の杖?~マエストロが語る「指揮棒」考』」と同じですね。
こちらには小澤征爾やカラヤンが出て来た。サントリーホールに関わる話ですからね。
前回に読んで書いた時に書き忘れていたこと、誤植の話。見つけたので書いておきます。
43ページに「カーネギーホール」が「一九八一年」(1981年)に建造されたと記されているが、これは明らかに「一八九一年」(1891年)の誤りでしょう。調べてみたら、やはりそうでした。本全体が、ちょっと「自費出版」ぽい感じでした。それはそれで面白い、興味深いのですけどね。
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