新・読書日記 2020_021
『BLUE GIANT SUPREME10』(石塚真一、小学館:2020、3、4)
感動した!
ロックのフェスティバルに、2組だけ出演したジャズのグループ。
四面楚歌の中で、その中で存分に実力を発揮して、観客を虜にしていく。最初は、
「へん!気取りやがって!」
と敵視していたロックバンドの大御所たちも、その実力を認めていく。そこが感動的。
ライバルのサックスプレーヤーが、主人公のオナジクサックスプレーヤー・大(ダイ)を連れて二人でドライブした、ライバルの故郷(ビートルズと同じ)イギリス・リバプールの丘の光景。リバプールと言えば、前・ベルリンフィルの首席指揮者、サイモン・ラトルの故郷でもある。こんなシーン、どうやって思いついて描いたんだろうか。取材旅行をしたのかな、作者は。感動した!
読み終わって気付いた。これは連載を読んでいるのだが、単行本の「第9巻」、買ってなかったのではないか?
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