新・読書日記 2020_006
『宇宙を目指して海を渡る~MITで得た学び、NASA転職を決めた理由』(小野雅裕、東洋経済新報社:2014、5、8第1刷・2019、3、23第2刷)
この本、大阪の小さな本屋さんがプッシュして、すごく売れた「良い本」だと、SNSで薦めていたので購入。タイトルがオシャレ。夢があるよね。サブタイトルにあるように
「MITで得た学び、NASA転職を決めた理由」
宇宙飛行士を目指すんじゃないけど、NASAかあ。東大出てMITと言うだけで「超エリート」、我々とは関係なさそう。しかも1982年生まれって、まだ37歳か38歳じゃない。普通なら「ケッ!」と思いそう。実際、最初のほうを読んでいたら、正直言って、
「なんか嫌な感じ」
だった。でも読み進めるうちに、著者は著者なりの挫折を感じ、それでも「『やりたいこと』を貫くには、どうすればいいか」などを学び・工夫しという過程は「なるほど」と思う。
私などから言うと著者は「子どもの世代」なので、「ケッ!」と思ったのかもしれない。
この本は、中学生・高校生・大学生にとっては、
「ちょっと先輩に当たる、スゴイお兄さんの経験談」
として、とても夢があって参考になるかもしれない。「若者を励ます書」ですね。
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