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『道浦TIME』

新・読書日記 2019_150

『知っておくと役立つ街の変な日本語』(飯間浩明、朝日新書:2019、11、30)

友人で『三省堂国語辞典』編纂者の早稲田大学非常勤講師・飯間浩明さんの新著。早速買って読みました。

これは朝日新聞の土曜版で連載している、街で見かけた「ヘン」な看板の「言葉・文字」について飯間さんがツッコミと解説を入れるというコラム。それをまとめたもの。朝日新聞は取ってないので、読んだことはないんですが、面白いね、これ。私も町の変な看板の写真なんかは撮ったりしますが、飯間さんには到底かないません。

最初、飯間さんは「連載をまとめるだけだから」と簡単に考えていたそうだが、実は1冊の本に「編集」するのは、「ただ、まとめる」だけではない苦労がたくさんあるのだと気付いたそうだ。まあ、そりゃそうでしょうね。

これだけ街には「変な看板」「変な日本語」があふれているので、飯間さんにとっては、釣り堀で魚を釣るような、「釣れて仕方がない状態」なのでしょうね。

どんな「変な日本語」が載っているかは、ご自分で勝手読んでください!100以上もありますが、文章は短いので読みやすいです!


star5

(2019、11、22)

2019年11月25日 19:27