新・読書日記 2019_138
『名もなき家事~やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(梅田悟司、サンマーク出版:2019、9、20)
「名もなき家事」
何だか「ミスチル」の曲名みたい。その後がやたら長いけど。
別の場所でこの著者の名前を知って、どんなことを書いているか興味を持って読んだ。
結論から言うと、着目点は面白いけど、それほどの広がりがあるようには感じられなかった、という感じ。
著者は、電通勤務時代に「育児休暇」を取ってみて、「主婦」が行っている「家事」の大変さに改めて気付き、「炊事」「洗濯」「掃除」「ゴミ捨て」「育児」ぐらいの大まかな分類を、さらに細かい作業全部に名前を付けることで、家事の大変さ、それを文句ひとつ言わずに行っている主婦の素晴らしさを再評価していこう!という狙いは、とっても良いと思いました。
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