新・読書日記 2019_107
『テレビとジャニーズ~メディアは「アイドルの時代」をどう築いたのか』(太田省一、blueprint:2018、3、26)
以前、購入していたが読んでいなかったものを、ジャニー喜多川社長が入院したと報じられたのを知って読みだしたのだが、読み終わるまでにジャニー社長は亡くなってしまった。合掌。
明らかに、一つの時代が終わろうとしている。「SMAP」の解散、そして「嵐」の活動休止も近づいていて、日本人はみんな、そういった空気を感じているだろう。アイドルは時代と共に生きて来た。その中心に君臨したのが、ジャニーズ事務所のタレントたちだ。
アイドルとは何なのか?この時代におけるアイドルの在り方とは?
そういったことには、興味がある。
しかし、この本を読み進めて感じたことは、
「私は基本的に(仕事別として)ジャニーズに興味がない)」
ということ。どちらかと言うと、嫌って避けて来た、というのが本音である。。
「『アイドルの時代』をどう築いたのか」
の次には、
「『アイドルの時代』は、どのように崩壊したのか」
の分析になっていくのだろう、と思った。
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