新・読書日記 2019_095
『イラストでわかる!クラシックの楽しみ方』(中川右介、イラスト・ショス・たこ、SBビジュアル新書:2019、4、15第1刷)
『クラシックジャーナル』編集長の著者が、素人にでもわかりやすい「クラシック音楽入門」の本を、「ショス・たこ」さん(「ショスタコービッチ」から採ったペンネームなのでしょうね)のイラストと共に解説。実際、とてもわかりやすい本。
現在、演奏されるクラシックの曲の8割は、何とたった50人の作曲家の手によるものだそう。この本では、そのうち42人の作曲家について、イラスト付きでその生涯と曲をコンパクトに説明。1人の作曲家の生涯を「見開き2ページ」のイラストで、まるで、
「人生ゲーム」
のように簡単にまとめてあるのが、わかりやすい。
また、中川さんお薦めの「その作曲家ベスト5」の作品も参考になる。
クラシックに詳しい人も、そうでない人も一読の価値があります。中学生ぐらいから読めますよ。
star4