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『道浦TIME』

新・読書日記 2019_086

『空母いぶき9』(かわぐちかいじ、協力・惠谷治、小学館:2018、4、4第1刷)

第9巻は、まだ増刷されていない。読者がまだ追いついていないか、読むのをこの辺でやめたのか?

戦闘機に積むミサイルには、重い「対艦ミサイル」と、軽い「対空ミサイル」がある。

軽い「対空ミサイル」の方が当然たくさん積み込める。でも「対空ミサイル」を「空母」などの「艦船」に使うこともできる。「撃沈」することはできないが、甲板上の施設を破壊して、航空機の発着をできなくしたり、対空砲を破壊して戦闘不能にすることもできる。

その辺りは、まさに「戦術」によって使用されるものなのだろう。

また、今の戦争が、いかにレーダー頼りであるかということや、ミサイルを迷わせる(誤爆させる)「フレア」や、魚雷を誤誘導させる「囮(デコイ)」にしても、もちろん無限に撃てるわけではないことなど、改めていろいろと勉強になる漫画だ。

(☆4つ)


star4

(2019、6、22読了)

2019年7月 3日 17:54