新・読書日記 2019_103
『時間(とき)の花束~Bouquet du temps』(三浦百惠、特別協力・鷲沢玲子、日本ヴォーグ社:2019、7、26)
7月31日の「ミヤネ屋」で紹介した、三浦百惠さんの「キルト」の写真集。
三浦百惠、つまり元歌手の山口百恵さん。
21歳で三浦友和さんと結婚するために引退して、今はもう60歳になっている。
その間ほとんど、マスコミに姿を見せていない。
今回の本には、ご本人の写真が載っていた。
はっきり言って、驚いた。
最初、本人だとはわからなかった。
でも、幸せなんだろうなあと。
まさに「時間」を感じさせる。
以前、キルト展関連の司会を仕事でしたことがあるが、キルト愛好家の数はかなり多いらしく、会場は京セラドーム大阪だった。東京では東京ドームでやるらしい。
作品はどれも、実に手の込んだもので「時間」を織り込んでいるような感じのものだ。よっぽど根気強く仕事が出来る人でないと、無理。
歌手人生の21年の後の40年、彼女はそういった人生を送られたんだなあということが偲ばれる一冊。
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