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『道浦TIME』

新・ことば事情

7165「きゅうりか?キュウリか?」

近くのホームセンターで、「キュウリ」の苗を売っていました。いろんな種類があるんですね。その表記を見たら「平仮名」の「きゅうり」と、「カタカナ」の「キュウリ」があったのです。普通、野菜は「カタカナ」で書きますけどね。具体的には、

【平仮名】

「イボありきゅうり」「イボなしきゅうり」「病気に強いきゅうり」

【カタカナ】

「おうち野菜キュウリ夏バテ知らず」「よくなるキュウリ」「半白キュウリ苗」「接木淀苗キュウリ夏すずみ」「キュウリ苗」「昔なつかしいキュウリ」「スティックミニキュウリ」

「きゅうり」「キュウリ」の名前が入っていないものには、

「うどんこつよし」

というものも。想像ですが、

「うどんこ病に強い種」

なんでしょうね。

「きゅうひ強四川」

これは「きゅうり」じゃないのか。

そのほかの植物は、やはり「カタカナ」で、

「トウガラシ」「ナス」「シシトウ」

そして、

「スイカ」「すいか」

は、両方の表記がありました。

また、ナスには、

「やわらか焼きナス」「とろとろ炒めナス」

という「サントリー本気野菜」シリーズのもののネーミングが。苗の段階からすでに、

「料理方法指定」

なんですね!

(2019、6、13)

2019年6月14日 18:55 | コメント (0)