新・ことば事情
7165「きゅうりか?キュウリか?」
近くのホームセンターで、「キュウリ」の苗を売っていました。いろんな種類があるんですね。その表記を見たら「平仮名」の「きゅうり」と、「カタカナ」の「キュウリ」があったのです。普通、野菜は「カタカナ」で書きますけどね。具体的には、
【平仮名】
「イボありきゅうり」「イボなしきゅうり」「病気に強いきゅうり」
【カタカナ】
「おうち野菜キュウリ夏バテ知らず」「よくなるキュウリ」「半白キュウリ苗」「接木淀苗キュウリ夏すずみ」「キュウリ苗」「昔なつかしいキュウリ」「スティックミニキュウリ」
「きゅうり」「キュウリ」の名前が入っていないものには、
「うどんこつよし」
というものも。想像ですが、
「うどんこ病に強い種」
なんでしょうね。
「きゅうひ強四川」
これは「きゅうり」じゃないのか。
そのほかの植物は、やはり「カタカナ」で、
「トウガラシ」「ナス」「シシトウ」
そして、
「スイカ」「すいか」
は、両方の表記がありました。
また、ナスには、
「やわらか焼きナス」「とろとろ炒めナス」
という「サントリー本気野菜」シリーズのもののネーミングが。苗の段階からすでに、
「料理方法指定」
なんですね!