新・ことば事情
7131「お飴さん」
先日、京都の三条通を歩いていたら、こんな看板を見かけました。
「お飴さん」
普通、大阪の(関西の)おばちゃんなんかは、というか「子どもの言葉」として、
「飴ちゃん」
と「ちゃん付け」で呼ぶことは、おそらく全国的に知られていると思います。また、「ちゃん」ではなく「さん付け」で、
「飴さん」
ということがあることも知っていました。しかし、さらにそれに「お」を付けて、
「お飴さん」
と言うことがあることは、知りませんでした。
でも、よく考えたら、食べ物に関して関西人は、
「お芋さん」「お豆さん」
など「お〇〇さん」の形は使っていますから、これが「飴」使われても、全然、不思議ではないということですねえ。