新・ことば事情
7103「凄みと凄さ」
<2019年1月9日に書き始めました>
女優の市原悦子さんの告別式の模様を伝えた「ミヤネ屋」のニュースで、
「女優・市原悦子の凄み」
というスーパーが出ました。この、
「凄み」
はという言葉は、
「凄さ」
と、どうニュアンスが違うか考えてみました。
「凄みを見せる」と「凄さを見せる」だと、
「凄み」のほうが「主観的」。コンテンツという感じ
「凄さ」のほうが「客観的」。基準、物差しのような。
という感じが、私はしました。ちなみに「凄」は「常用漢字ではない(表外字)」なので、普通は、
「スゴみ」「スゴさ」
などと、その部分を「カタカナ」で書くことが多いです。
「平成ことば事情7098うまみ」もお読みください。