新・読書日記 2019_013
『知らなきゃよかった~予測不能時代の新・情報術』(池上彰・佐藤優、文春新書:2018、8、20)
2人の対談シリーズ。
第1章は「北朝鮮が勝ったあとの世界」。きょう(1月30日)のニュースでも、北朝鮮は核開発を続けていると。米朝会談を開けたことが北朝鮮の勝利であり、しかもその後も、別にアメリカの言いなりになっているわけではない、と。
第2章は「劣化する日本人と日本社会」。やっぱりそうか、香山リカは先見の明があったな、「劣化する」という言葉使い。
第3章は「トランプは、どこへ行くのか」。本当にわからない、きのう(1月29日)は独立系候補として、スタバの創立者が大統領選に出馬する意向を表明した。一体どうなんねん?
第4章は「独裁化する世界」。これに関しては、やはり「民主主義の行き詰まり」を思う。今から10年前に「民主主義」と「政党政治の行き詰まり」というのを感じたが、それが来るところまで来た感じがする。
第5章は「本当は恐ろしい『新しい常識』」。
いろいろと勉強になりました。この本のレベルだと、割とすんなりと、頭の中に話が入ってる気がします。
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