新・読書日記 2018_184
『考証要集2~蔵出し NHK時代考証資料』(大森洋平、文春文庫:2018、12、10)
著者の大森さんは、NHKの時代劇などの考証担当のベテラン・第一人者。入局(入社)は私より1年先輩。以前出された『考証要集』の「1」を読んで「これはスゴイ!」と、この「読書日記」に感想を書いたところ、それに目を通された大森さんから直接連絡を頂き、その後2度ほどお目にかかったことがあります。
先日「考証要集の『2』が出ます!」とご案内をいただいたので、早速行きつけの本屋さんに注文したところに、著者ご本人から「献本」が届いたという次第。
読み出したら、これは止まらないですね。「考証事版・悪魔の辞典」のようなおもしろさがあります。
ページの端を折って行ったら、また端っこが膨れてしまった。
大森さんの経験や知識、いろいろ読んだり聞いたり調べたりした出来事が、大森さんを通して、そのゆるぎない姿勢で、ユーモアを交えて描かれている。楽しんで読める一冊です!太鼓判。
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