新・読書日記 2018_165
『僕がジュリアードとバークリーで学んだこと~音楽で生きて行くために必要な51のルール』(藤原清登、河出書房新社:2018、10、30)
著者の藤原さんというベーシストは、不勉強で存じ上げないのだけれど、本屋さんの店頭で見つけて何となく買ってしまいました。
「ジュリアード音楽院」と言えば「クラシック」の名門、そして「バークリー音楽学校」と言えば「ジャズ」の名門。その両方を出ているスゴイ人って、一体どんな人なんだろうか?ということに興味を持ったので。
サブタイトルの「音楽で生きて行くために必要な51のルール」という「51」に、そんなに意味はないなと思いましたが、いくつか項目を抜き書きすると、
「一段上の成長を目指して 学び直す勇気と覚悟をもつ」
「『弾ける気になっている』ときこそが一番危ない」
「楽器練習の意義は『習慣づける』ことにあり」
「神童や天才も『アンサンブルする気』がなければ台無し」
「凄腕の演奏家なら『たった2音』でも引っ張りだこ」
「オーケストラは社会の縮図。うまくやる秘訣は『忍耐』」
「切磋琢磨した仲間は 音楽の世界で生き抜く力になる」
「何も考えず、ただ『さらう』だけでは 上達しない」
肝に銘じます!
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