新・読書日記 2018_160
『職業、女流棋士』(香川愛生、マイナビ新書:2018、8、31)
美貌の女流棋士・香川愛生さん。このところ藤井聡太七段の活躍や、キャラクターがユニークな加藤一二三九段などの活躍で「将棋」に注目が集まっている。とはいえ、これが「女流棋士」となると、男性ほどはスポットライトが当たっていない気がする。
そんな中で、もっと「将棋」に、そして「女性棋士」を広めよう、知ってもらおうと、すごく頑張っている気がする香川さん。恐らく単著としては初めての本。ものすごく生真面目な様子がよく見て取れます。まだ若いから当然かもしれませんが。
将棋のことだけでなく、もちろん彼女という人間の生きざまも読み取れる一冊。興味深いです。
star4