新・ことば事情
6999「レオパード柄」
「ミヤネ屋」の若い女性スタッフが、両手の指にマニキュアをしていました。
その柄がいわゆる「ヒョウ柄」だったので、珍しいなあと思って、
「オシャレやね」
と声を掛けました。(セクハラと思われないように。)
すると、
「レオパード柄です」
という返事が。
「へえー、『レオパード柄』って言うんだ、『ヒョウ柄』のことを。知らんかった!」
ということでネタが一つ増えたと。
調べてみると、確かにそういう言い方をしているようですね。
グーグル検索では(11月7日)、
「レオパード柄」=875万件
も出て来ました!!
一方、たぶん同じことを指すと思うんだけど、
「ヒョウ柄」
と言うと、一気に、
「大阪のおばちゃん」
ぽくなってしまう、こちらの呼び方では、
「ヒョウ柄」=2350万件
と、4倍ぐらい出て来ました。もしかしたら、、
「"大阪のおばちゃん感"を避ける呼び方として『レオパード柄』という言葉が広がっている」
のでしょうか?
こういった言葉をいち早く取り上げることで有名な『三省堂国語辞典・第7版』を引いてみましたが、「ヒョウ柄」「レオパード柄」は載っていませんでした。
また『現代用語の基礎知識2018』には、「レオパード」は載っていましたが、「空見出し」で「『レパード』を見よ」となっていて、「レパード」を見たら、
「ヒョウ。レオパード」
となっていて「レオパード柄」は載っていませんでした。
「レパード」って名前の車が、昔あったな。今もあるのかな。
「レオパード柄」、流行ってますよ。