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『道浦TIME』

新・読書日記 2018_151~154

『アドルフに告ぐ 第1~4巻』(手塚治虫、文藝春秋:1985、5、30第1刷、1985、6、30第3刷)

2018読書日記151『アドルフに告ぐ 第1巻』(手塚治虫、文藝春秋:1985、5、30第1刷、1985、6、30第3刷)

2018読書日記152『アドルフに告ぐ 第2巻』(手塚治虫、文藝春秋:1985、6、30第1刷・1985、8、20第2刷)

2018読書日記152『アドルフに告ぐ 第3巻』(手塚治虫、文藝春秋:1985、8、1第1刷)

2018読書日記154『アドルフに告ぐ 第4巻』(手塚治虫、文藝春秋:1985、11、10第1刷)

ことしは「手塚治虫生誕90年」だそうだ。そういえば手塚治虫は「平成元年」に亡くなった。当初「63歳」と言われていたが、実は「3歳サバを読んでいた」ということで、実年齢は「60歳」!若い!若すぎる!当時もう大御所だったので、もっとずっと年齢が上だと思っていたのだが・・・。

ということで、本棚の奥から30年以上前に買って読んだこの本を出してきて読んでみた。こんな話だったのか!

「3人のアドルフ」の物語。1人はもちろんヒットラー、そしてあと2人は、幼なじみの友達だがユダヤ人とナチスに入る男。狂言回しのようにというか、物語の主人公の一人は、W大学の陸上選手出身で、通信社の記者・峠。「W大学」と書いているけど、ゲシュタポにつかまって拷問されたときに「何やら、わけのわからない歌を歌ってますぜ」とゲシュタポが言った時に歌っていた歌は「♪ミーヤーコーノーセーイーホーク、ワセダーノモリニー」、おおわが母校・早稲田大学校歌「♪都の西北」ではないか!大阪大学医学部出身の手塚治虫が、なぜ主人公を早稲田出身の設定にしたのだろうか?と思いました。

それにしても手塚治虫は、一体どのぐらい、現地で取材したりしたのだろうか?文献だけで、インターネットも無い時代に、この漫画・物語を書いたのか?スゴイ!

実写版でドラマにしたいぐらいでした。

第1巻(2018、11、10読了)(☆5つ)

第2巻(2018、11、11読了)(☆4つ半)

第3巻(2018、11、12読了)(☆4つ半)

第4巻(2018、11、13読了)(☆4つ半)


star5

(2018、11、13読了)

2018年11月20日 20:58 | コメント (0)