新・ことば事情
6984「ハスラー」
2018読書日記137で書いた『ルポ 川崎』(磯部涼、CYZO(サイゾー):2017)の中に出て来た、
「ハスラー」
という言葉。
「ビリヤードをする人」
のことかと思いました。そういうタイトル・内容の映画もあったしね。
でも、どうも文脈上は、当てはまりません。注釈が出ていたので見たら、
「ヤク(覚醒剤など))の売人」
のことを言うようです。知らなった!まさに「隠語」ですね。知らなくてよい言葉でしょうか。
グーグル検索では(10月23日)
「ハスラー、ビリヤード」=11万4000件
「ハスラー、薬物」 =23万7000件
更に、
「『ハスラー』は日本ではビリヤードをする人のことを意味すると思われているが、本来は賭けビリヤードなど、ギャンブルで相手をだまして金を巻き上げる勝負師の意味」
という記述も!
そうか、それならちょっと「薬物の売人」にニュアンスが近くなってきましたね。