新・ことば事情
6978「亀の手、ペルセベス」
先日、行きつけのスペインバルのメニューに
「亀の手」
というのがありました。聞いたことはあるけど、食べたことはないので、頼んでみることにしました。それで、出て来たのが写真のようなもの。
なるほど、「亀の手」のような感じですね。その意味では、ちょっとグロテスクです。
「これ、何なんですか?」
とマスターに聞くと、
「貝の一種ですね。キュッとひねって食べるんですけど、その際にピュッと汁が飛ぶんで、気を付けてくださいね」
と言われました。食べてみると・・・確かに汁がピュッとかなり飛びました。なかなか難しいです。
あまり食べるところはなくて、そうですね、ピスタチオを食べるような感じでした。
ちなみにマスターによると、「スペイン語」では、
「ペルセベス」
といって、ガリシア地方では欠かせない高級食材なのだそうです。
ま、一度でいいかな、食べるのは。