新・ことば事情
6948「枕営業」
「ミヤネ屋」のテロップなどのチェックをしていて出てくる言葉の一つに、
「枕営業」
があります。別に「寝具屋さん(布団屋さん)」が、
「枕の販売」
をするわけでは、もちろんありません。
主に女性芸能人などが、仕事と引き換えに有力者と、
「枕を共にする」
ことです。実際にあるのかどうかは別にして、そういったウワサが流れるというのはありますね。火のない所に煙は立たないのか?
この項目は、「2015年6月4日」に書きかけました。
その前の「2012年1月11日」には、こんなメモを残しています。
「『枕営業』は『売春』とどう違うのか?『枕を共にする』『枕を重ねる』など、『枕』は『同衾(どうきん)する』『ベッドを共にする』、つまり『性交渉を持つ』という意味だが、これに『営業』が付くと、それを売り物にする・職業にするということ。」
そして、また出て来たのです、「枕営業」が。
「2018年9月25日」放送予定の、中国出身のハリウッド女優で現在失踪している、
「范冰冰(ファンビンビン)」
に関する「黒いウワサ」の一つとして、
「スポンサーとの枕営業疑惑」
というのが出て来ました。これは「俗語」で、良い言葉ではないのですが、なかなか言い換えが難しいです。そこで、" "を付け「いわゆる」のニュアンスを出して、
「"枕営業"疑惑」
としました。
グーグル検索(9月25日)では、
「枕営業」=36万3000件
出て来ました。
(結局、「貴乃花親方引退」のニュースなどが入ったこともあって、「范冰冰(ファンビンビン)」の話題は、この日は放送されませんでした。)