新・ことば事情
6928「宮川選手のアクセント」
体操女子のリオ五輪代表だった、
「宮川(みやかわ)紗江選手」
のコーチが宮川選手に暴行を加えていたとして「クビ」になったことに対して、当の宮川選手が、「そんなことはない」と反論して、予想外の展開を見せています。
この「宮川選手」の名字は、
「ミヤカワ」
と「川」は濁らないのですが、アクセントは、
(1)ミ/ヤ\カワ(中高アクセント)
(2)ミ/ヤカワ(平板アクセント)
のどちらでしょうか?と「ミヤネ屋」の藤田ナレーターから質問を受けました。
これが「ミヤガワ」と「川」が「濁る」のであれば、
「ミ/ヤガワ」
と「平板アクセント」になるので、それと区別をするには、今回の「宮川選手」は「濁らない」ということを示すために、
(1)ミ/ヤ\カワ(中高アクセント)
が良いのではないか?とアドバイスしました。
8月29日の日本テレビ『スッキリ』では、水卜アナウンサーは「平板アクセント」で、
(2)「ミ/ヤカワ」
でしたがVTRの女性ナレーターは「中高アクセント」の
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ミ/ヤ\カワ
でした。