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『道浦TIME』

新・読書日記 2018_088

『小田嶋隆のコラム道』(小田嶋隆、ミシマ社:2012、6、3)

小田嶋さんはツイッターをフォローしているので、お会いしたことはないが親近感を覚える。先日、近くの書店で「ミシマ社フェアー」をやっていて、その際に購入した一冊。(もう一冊は「2018読書日記082」で書いた『上を向いてアルコール~「元アル中」コラムニストの告白』)

6年前に出た本で、うーん、どうだろう、コラムを自分もまあ書いているわけでが、書いている人にとっては、他の人の書き方は参考にはなるが、ほっといても書けるわけで、今更、書き方を他人から学んで・・・というような気にはならないので、流し読みになってしまいました。実際に書かれた他人のコラムは参考になるが「書き方」はどうなんだろうなあと。でもこれは「書き方」についての「コラム」なわけで、そういう目線で読めば、また違った味わいが出来るのかなと思いました。

217ページ辺りの「おバカキャラ批判」は参考になった。

また、巻末の内田樹さんとの対談で「ワープロで書く」という話が出て来た「やっぱり、パソコンで書いていても、『ワープロで書く』って言うよなあ」と思いました。(123ページ・210ページ・235~238ページ)

また、「知識の外付け」は、コラムを書く人間にとっては致命的であると。我が意を得たり!


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(2018、7、9読了)

2018年7月13日 18:45 | コメント (0)