新・ことば事情
6845「寄らばとさらば」
ちょっと昔の、別れの挨拶の言葉、
「さらば」
と、「寄らば大樹の陰」の、
「寄らば」
が似ているなと思いました。もしかしたら「さらば」は、
「『去る』に『ば』が付いたのか?」
と思いました。いや待てよ、よく考えたら「さらば」は、
「さあらば」
が縮まった形でしたよね。
「そうであれば」「左様ならば」
ということですね。
「去れば」という「口語の仮定形」が、「文語」になれば、
「去らば」
になりますが、
「さ、あらば」
とは違いますね。
「さらば」と「しからば」はどう違うのかな?「然らば」は「さらば」?「しからば」?
うーん、わからん!