新・読書日記 2018_080
『時は待ってくれない~「100年インタビュー」保存版』(小田和正、PHP2018、5、15)
大きな本屋さんで見つけて購入。歌の歌詞が書いてあったのが、購入の決め手。NHKの阿部渉アナウンサーによるインタビュー本。字も大きいし、久々にあっという間に読めました。
「オフコース」、最初は「かぐや姫」の前座をやっていたとは、知りませんでした。
建築学科卒業の小田さんに、建築と曲作り(作詞・作曲)の関連について聞いたり、「曲」はどのような手順で作るのか?ということを聞いているのは、大変興味深い。人それぞれなんですねえ。小田さんは「曲先」で、歌詞は後からだそうです。
小田さん、大学は東北大学だけど、大学院は早稲田なんだよね、。その縁で、2007年の「早稲田大学グリークラブ100周年」の際に、記念の男声合唱曲『この道を行く』を作ってもらって、現役学生と我々OBも歌った覚えがあります。
大ヒット曲『ラブストーリーは突然に』の有名なサビの部分の、
「あの日 あの時 あの場所で 君に会えなかったら」
のところは、「3連符」が続くメロディーをサビに持って来たい、という思いが先にあって、後から、それに合う歌詞を付けたんだそう。へえー、そうなのか!
『生まれ来る子供たちのために』は、良い曲・良い歌詞だよねえ。今だからこそ「聴かれるべき曲」だと思いました。
そんな小田さんも、もう「古希」を越えたとは。「生涯現役」、すごいです。
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