新・読書日記 2018_077
『未来の年表2~人口減少日本であなたに起きること』(河合雅司、講談社現代新書:2018、5、20)
ベストセラーとなった『未来の年表』の続編。
2017読書日記122『未来の年表~人口減少日本でこれから起きること』で「読みました。
根本的に言いたいことは全く変わっていないが「年表」ということで、「具体的にどんなことが起きるのか」をみんな知りたいでしょ?そんなことが記されています。少しだけ紹介すると、
「伴侶に先立たれると自宅が凶器と化す」
「亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる」
「食卓から野菜が消え、健康を損なう」
「親が亡くなると、地方銀行がなくなる」
「若者が減ると、民主主義が崩壊する」
「ネット通販が普及し、商品が届かなくなる」
そのほか、今の大都会で「分刻み」のダイヤが組まれている電車ですが、それはスムーズに乗り降りできる若い人が大前提になっているので、乗り降りに"もたもた"する高齢者が増えるとあんなダイヤは組めなくなるとか、「なるほどなあ」と思いました。対策は、
「縮む日本社会を受け入れて、その中での生活を築いていくこと」
だそうです。できるかな。
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