新・読書日記 2018_075
『東大生になった君へ~真のエリートへの道』(田坂広志、光文社新書:2018、4、30)
字が大きい。東大生はこんなに大きな字でないと読めないのか?1ページに12行しかない。小学生向け?いや、実は「老眼の人=東大生の親」に読ませる本ではないか?とさえ思った。しかし、内容は「東大生」に限った話ではなく、やはり、
「若者」=「大学生一般」
に読んでほしい内容のようだ。
サブタイトルにあるように、
「真のエリート」を目指すには?
「ノブレス・オブリージュ」は、20年ぐらい前には言われたが、最近はあまり聞かれなくなった。それどころか「エリート」が「嘘をつきまくり」で、軽蔑される世の中になってしまった。だからこそ、「知識」ではなく「知恵」「知性」が必要なのだと説く王道本。
吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』が思いのほかヒットしたので、そういった流れなのかな?とも思いました。
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