新・読書日記 2018_072
『東京くねくね』(松尾貴史、東京新聞:2017、5、29)
松尾さんが東京新聞で連載していたコラムをまとめたもの。去年出て、すぐ買ったのに、なかなか読めなかった。東京23区を歩いているので「1日1区」読めば「23日」で読めるなと思っていたら、なかなか「1日1区」毎日読むのは苦行で...いや面白いんですけどね、通して読んだ方がいいのかなあ、やっぱり。単行本だし。最後まで読むと、何と「23区」以外にも番外編もあったりしてお得な一冊です。
タイトルは、関西の人なら「夜はくねくね」を思い出しますよね。こういう「ブラタモリ」的なB級感あふれるもの、好きですねえ。行ってみたくなりますね。カレーとそばを食べる率が異様に高い感じもしますが。
これはしかし「路上観察学会」なんですよね、赤瀬川原平さんたちの、原型は。あの「トマソン物件」などを発見した。あれ、楽しそうね。
65ページに1か所、誤植発見
×「返信が帰ってきた」→〇「返信が返ってきた」
ですねちょっと重複感じ。
「返信が来た」
で良かったかな。
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