新・読書日記 2018_051
『解説者のコトバを聴けば サッカーの観かたが解る』(河治良幸、内外出版社:2017、9、1)
ワールドカップイヤーである(ロシア)。
それなのにあと2か月で開幕!というところで、なんと日本代表監督(ハリルホジッチ)解任である。これは大変な事態なのに、あまりバタついていないのは、なぜだろう?あまり期待していないからではなかろうか?
それはさておき、著者は1973年生まれのスポーツジャーナリスト。
その彼が、5人の専門家に話を聞いて、
「どういうふうにテレビ中継の解説者の言葉を聞けばサッカーが解るのか?」
ということを聞き出すインタビュー本。その5人の専門家というのは、
反町康治・都並敏史・柄沢晃弘アナ(WOWOW)・後藤健生・中西哲生の5人。
このうち、柄沢アナウンサーは知り合い(同期)なので、ヨーロッパサッカーの取材・実況経験の長い彼がどのように答えるのか?に大変興味を持って読んだ。こんな本、出たのなら教えてくれれば良いのに!たまたま見つけて購入したんです。
彼はやはり「アナウンサー」だった。「解説者とどのようにチームを組んで、上手く盛り上げて話させるか?」というようなアナウンサー的視点の話で、共感が得られました。
他も「へえー」と思うような話が、たくさん引き出されていて、楽しかったです。
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