新・読書日記 2018_050
『建物と日本人 移ろいゆく物語』(共同通信社取材版、東京書籍:2012、6、26)
6年前に購入していて、ようやく読み通せました。ふんだんにカラー写真も載っているのだが、一つ一つのコラムが細切れになるので、読み通すのは意外にもなかなか難しい。最初に、先日(と言っても昨年末に)東京の博物館で見た安藤忠雄の十字架の「光の教会」(大阪・茨木市)が載っていたので、一気に読もうという気になった。
高松丸亀町商店街のガラスドームの天井や、五島列島の教会、東京都庭園美術館(旧・朝香宮邸)、沖縄の佐喜真美術館、宮崎・西の正倉院など、行ってみたいなと思った。
「建物」はやはり「人間の暮らしの歴史」を表すのだなと改めて思った。
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