新・読書日記 2018_049
『いつも日本語で悩んでいます~日常語・新語・難語・使い方』朝日新聞校閲センター、さくら舎:21018、3、10)
この本は「朝日新聞・朝刊」で連載しているコラム「ことばの広場」の2015年4月8日~2017年12月6日までに掲載されたものを書籍化したものだそうです。ああ、それなら毎週、コピーして切り抜いてスクラップしてるから全部読んでるし、本を買わなくても・・・とも思いましたが、やはり本になるとちょっと雰囲気が違うんですよね。それに新聞用語懇談会でご一緒している方たちが書いているので、これは買わなくては!と。
ちょうど「見開き2ページで1つのテーマ」なので、とても読みやすかったです。
章立てとしては5つ。
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覚え違いしていませんか?~ことばづかいの死角
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どう書く?どう読む?~迷ってしまうことば対策
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ほんとうの意味は?~字源・語源がおもしろい
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進化、それとも当然変異?~激動することばたち
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さらに磨きたい!~日本語感覚
というふうになっています。この手の本は、この「章立て」が、結構難しいんですよね。
大体読んでいるので、それほど目新しくはなかったんですが、「『真逆』の広がり」(116-117ページ)で、知り合いの法政大学の尾谷昌則先生が出て来て「お!」っと思ったり、私が知らない若い言語学関係の先生のお名前が結構、出て来たので、勉強になりました。
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