新・読書日記 2018_042
『「日本語のゆくえ~辞書をつくる」婦人之友(2018年4月号)』(婦人之友社:2018、4、1)
ふだん絶対に買うことのない『婦人之友』という雑誌。「生活を愛する人とともに116年」。創刊が1908年・明治時代末期ですね。婦人向け雑誌の"老舗"ですねえ。
なぜ、そんな雑誌を買ったかというと、特集記事の「日本語のゆくえ~辞典をつける」を読みたかったから。作家の阿刀田高、『広辞苑』編集者の岩波書店・平木靖成氏・毎日新聞・校閲記者の平山泉氏の3氏による対談です。『広辞苑』の平木さんにはお会いしたことはないですが、以前、辞書の執筆(1ページだけ)でお世話になったことがあり、平山さんには、用語懇談会でしばしばお会いしています。阿刀田高さんの本は、高校から大学時代以降、若い頃にほぼ全て読みました。ということでなじみがある。そして、やはり知りあいが出ていると、読みたくなりますよね。ということで、購入して読みました。
一般読者向けということで、それほど深い話にまでは、なっていなかったけど、現場の人の話というのは「なるほどなあ」と思って聞けて、興味深かったです。
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