新・読書日記 2018_028
『絶景本棚』(本の雑誌編集部編、本の雑誌社:2018、2、25)
『本の雑誌』の巻頭グラビアで、いろんな人の書斎の本棚の写真を紹介するコーナーがあるらしいのだが、「それだけ」を集めて一冊にしたもの。いやあ、それはそれは。本好きには、たまらない一冊だと思いますね。
まあ、すんごい本棚が出て来るので、「いいなあ」と垂涎の的として眺めるわけですが、「あ、この本持ってる!」とか「へえー、こんな本があるのか」などと眺めるだけで、笑いが込み上げて来る。
そんな中、知り合いのフリーの校正者で辞書収集家の境田稔信さんの、書斎というか書庫の写真が。現場に行ったことはないが、何度かこれまでにも目にしたことがある風景。もう辞書だらけ。だって、『言海』だけでも、「刷り」が違う物が260冊以上もあるというのだから・・・。
そんな中、なんと見つけてしまいました、本棚の中に拙著『最新!平成ことば事情』を!隣は橋本治さんの『消えた言葉』。私も持ってる。あ、金武伸弥さんの『「広辞苑」は信頼できるか?』や、『NHK間違いやすい日本語ハンドブック』も!持ってるもんね!というような感じで、楽しめました。境田さん、お買い上げ、ありがとうございます。
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