Top

『道浦TIME』

新・ことば事情

6735「挫傷と挫創」

羽生結弦選手が2014年11月の中国杯の前の練習中に他の選手とぶつかってケガをしたときの「傷の具合」を「ミヤネ屋」で紹介した際に出て来たのが、

「挫傷」と「挫創」

という言葉でした。この、

「傷」と「創」

はどう違うのでしょうか?友人の内科医・O君に聞いたところ、もう単純明快で、

「パックリと傷口が開いていたら『創』、打ち身や捻挫のように、傷口が外に開いていないものは『傷』」

創なのか、いや、そうなのか!

どっちかというと、傷口がパックリ開いたら「傷」のような気がしていました。

「創」は、創とう・・・相当大きく傷口が開いた時かな?と思っていましたが、全然違いましたね。

そういえば、大相撲の貴ノ岩関の「例のキズ」もパックリと大きく開いて、医療用ホチキスで止めていましたから、

「創」「割創」

だったのでしょうね。納得。

(2018、3、2)

2018年3月 4日 18:52 | コメント (0)