Top

『道浦TIME』

新・読書日記 2018_015

『雲を愛する技術』(荒木健太郎、光文社新書:2017、12、20)

新書なのに、ふんだんに・・・全編にカラー写真が載っていて、もうキレイな雲の写真を見るためだけに買ったと言っても過言ではない。実際、文章は専門的で難しかったので、「読んだ」というよりも「眺め」ました。「雲」、好きなんですよね。

ちょうど今年は30数年ぶりの「雪の被害」が日本海側で続いていますが、その「豪雪」を降らせる「雪雲」についても「豪雪のメカニズム」としてカラーで図解が。(268-269ページ)日本海側と太平洋側では、豪雪を降らせる雲が全く違うのだそうです。そして、積雪深1センチあたり、3ミリ程度の降水量に相当する重さになり、積雪深3メートルの雪が6メートル四方の家屋の屋根に積もると考えると、1平方メートルあたり、小ぶりな力士(100キログラム)が9人(0,9トン)、屋根全体では総勢「324人」の小ぶりな力士がいることになる!として、イラストが!それは重いわ、小ぶりでも!

で、これを書くのに読んでいて、誤植を発見!269ページですが、

×「1m四方」→○「1㎡四方」

「メートル」ではなく「平方メートル」ですね。「四方」ですし、「面積」は。

【訂正】

川崎市の西尾さんからご指摘を頂きました。

「これは『1m四方』でよいのではないでしょうか。

『㎡』は面積なので、それに『四方』を付けるのも変な気がします。」

あ!仰る通り。

著者の荒木健太郎さん、失礼いたしました!私の早とちりでした。

ごめんなさい、取り消させて頂きます。申し訳ありません。

そして西尾さん、ありがとうございました!

(2018、2、16)



star3_half

(2018、2、8読了)

2018年2月14日 21:50 | コメント (0)