新・読書日記 2018_004
『定年バカ』(勢古浩爾、SB新書:2017、11、15第1刷・2017、12、28第4刷)
久々に、この著者の本を読んだ。
最近「定年」関連本が、結構出ているなあと感じるが、それら「定年本」をブッタ斬る。
が、勢古さんもう70歳。定年から10年が経っており、これまでよりはブッタ斬り方がおとなしく・マイルドになったような感じがする。
とは言え、全9章のうち8章のタイトルは「お金に焦るバカ」「生きがいバカ」「健康バカ」など「バカ」で埋め尽くされており、過激は過激。
一言で言えば、定年になったからと言って、その後の「老後の20年」が一気にやって来るわけではないので、一日一日を大事に過ごして行けば、そんなに不安がることもないのだ、という「心構え」について説いたということですかね。
そういえば就職した時に、その後20年の計画なんて、考えたこともなかったもんね。
「1961年」生まれの私は、
「40歳になったら、もう『21世紀』なんだなあ。すごい『未来』だなあ」
とは思っていましたが、その「21世紀」も、もう17年経ってしまいましたが・・・。そうやって「時」は経って行くのだなあ・・・と。
star4