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『道浦TIME』

新・ことば事情

6648「歌会始」

2018年1月12日に皇居・宮殿で開かれた「歌会始の儀」。

その入選者は、たった10人しかいないのだそうです。

その中で、長崎県佐世保市の中学1年生・中島由優樹(ゆうき)君(12)が入選しました。宮内庁によると、これは戦後記録の残る限りで、

「過去最年少の入選」

だそうです。その歌というのが、これ。

「文法の 尊敬 丁寧 謙譲語 僕にはみんな 同じに見える」

ワッハッハ!

なんて正直な、素直な歌なんだ!思わず微笑んでしましますね!

今回のお題は「語」で、2万453首の中から選ばれたそうです。

中島君は国語の夏休みの課題で作った短歌で、担任の先生が、生徒の作品をまとめて応募していたとのこと。中島君の弁。

「何が何だか分からないくらい驚いた」

そりゃそうだろう!

来年のお題は、もう発表されていて、

「光」

だそうです。さっそく、私も即興で作ってみました。

「ひかりより のぞみが速い 新幹線 でも飛行機は もっと早いな」

来年、皇居宮殿に呼ばれるかしら?

(2018、1、12)

2018年1月12日 16:24 | コメント (0)