新・読書日記 2017_155
『藝人春秋2(下)死ぬのは奴らだ』(水道橋博士、文藝春秋:2017、11、30)
「下巻」のサブタイトルは「死ぬのは奴らだ」。これも「007」ですね、こういったところのこだわりも、すごい。表紙カバーの裏に「後ろ姿」が描かれた「あの人」への愛・オマージュというのも感じられます。
「下巻」で取り上げられた有名人は武井壮、生島ヒロシ、小倉智昭、寺門ジモン、ここからちょっと「政治家」が出てくる。猪瀬直樹、徳田虎雄、また藝能人に戻って、劇団ひとり、そして、やしきたかじん。「たかじん」つながりで「上巻」でも出て来た橋下徹。そして、三谷幸喜&井筒和幸、石原慎太郎&三浦雄一郎、田原総一朗、岡村靖幸。
全体的に見ると、この上下巻の本に関してよく取り上げられているのは、橋下徹。そして「たかじん」とのつながりで、名前は出て来ないが制作会社のA氏。その周りを他の藝能人や有名人でまぶしている感じだとは思いますね。
上巻・下巻とも、2017年の掉尾を飾るにふさわしく「☆5つ」です!
star5