新・ことば事情
6621「見たことないのアクセント」
12月16日の「吉本新喜劇」を見ていたら、
「見たことない」
のアクセンントが、
「ミタコト\ナイ」
でした。関西弁アクセントでの、
「寄りつかない(ヨリツカ\ナイ)」
と同じで、
「最初から高い音で入って、『ない』の前で下がるアクセント」
です。
その前に出て来た別の番組では、関西の普通の若者も、同じアクセントでしゃべっていました。普通、標準語アクセントでは、
「ミ\タコトナイ」「ミ\タコト・ナ\イ」
あるいは、関西弁だと、
「ミ\タコト・ナ/イ」
ですね。それとは違うアクセントなんです。
最初に、このアクセントを使っているなと気付いたのは、タレントの
「月亭八光(つきてい・はちみつ)」
さんのしゃべりでした。彼は割とこのアクセントでよくしゃべっています。関西のお笑い芸人さんが使うアクセントなのかな?どうなんだろう?
皆さん、気になりませんか?