新・読書日記 2017_136
『国宝~京都国立博物館開館120周年記念特別展覧会』(京都国立博物館)
行ってきました、京都国立博物館。30分ぐらい並びました。4期に分かれている3期目。本当は最後の4期目で「燕子花図(かきつばたず)」の金屏風を見たかったんだけど、それは諦めました。代わりにこの「図録」買って来た。こういった図録は普通は2000円か2500円だけど、これは3000円もするし分厚くて重い。でも、その価値はあるでしょう。印刷もなかなか綺麗だと思います。
志賀の島の「金印」、以前、福岡で見たのは「レプリカ」だったのですが、今回のは「本物」。いずれにせよ、たぶん、皆さんが想像するより「ずっと小さい」です。
「最前列」(1列目)でそれを見るためには、かなり並ばなきゃいけないんだけど、別に2列目で見るなら、全然並ばずにスッと見られたし、そんなに「後ろから」という感じでもないので、あの「前列に並ばせる」というのは、ちょっと詐欺的な感じですね。後ろからで十分です。並んだ人、かわいそう。
会場内はかなり混雑していましたが、すれ違ったおばさん2人が、
「それで、どれが『国宝』なんやろ?」
「さあ・・???」
と言っていたので、思わず、
「全部『国宝』なんですよ!200点以上もの『国宝』を集めた展覧会なんですから!」
と言ってあげようかと思いましたが、やめました。
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