新・ことば事情
6570「中ジョッキは何mlか?」
最近、お店で飲む「中ジョッキ」が、小さくなったように感じませんか?
え?あんたが大きくなったんだろうって?横に。そりゃあ、昔よりは大きくなりましたが、ここ10年以上、あんまり変わっていません。どちらかというと、縮んだぐらいです、いや、本当に。
きょう、「ミヤネ屋」で、「ロカボ」という「低糖質食事」のパネルをチェックしていたら、
「生ビール 中ジョッキ 500ml」
という文字が出て来ました。そうですよね、
「中ジョッキは500ml」
だと思いますよね。「500ml」と言えば、
「缶ビールのロング缶」
ですよね。「普通の缶」は、
「350ml」
です。「びんビール」だと、
「大びん 633ml」「中びん 500ml」「小びん 334ml」
ですね。つまり、
「ロング缶=中びん=中ジョッキ」
だと思っていました。ところが!先日、行きつけのホールセールの酒屋さんが移転するということで「売り尽くしセール」をやっていて、その際に、
「ご自由にお持ち帰りください」
と、「ビールジョッキ(=中ジョッキ)」が置かれていたので、1つもらって帰りました。家でその「中ジョッキ」に、
「普通サイズの缶ビール=350ml」
を注いでみると、なんと!ピッタリ入ったではありませんか!!
ということは、
「最近の『中ジョッキ』は350mlではないか?」
という疑問が。何となく「昔の中ジョッキ」は、もっと大きかった気がするんですよね。「500」が「350」だと、
「30%減」
になっていることになりますが、どうなんでしょうか???
サラリーマンのお父さんにとっては大問題ですよね、これ。
「勤労感謝の日」に、働きながら考えました!