新・ことば事情
6559「ひゃくいちぽん」
先日、電車に乗っていたら、お母さんとおじいちゃんと幼い兄弟が4人で座っていました。そのお兄ちゃんのほうの、
「5~6歳の男の子」
が、車窓から見える「電柱の数」を数えていました。お兄ちゃんは、
「101本」
まで数えて、これをちゃんと「促音化」して、
「ひゃくいっぽん」
と言っていました。一緒に乗っていた、
「2~3歳の男の子」
つまり、弟のほうも、お兄ちゃんのマネをして数えていたのですが、彼は「101本」を、
「ひゃくいちぽん」
と「促音化せずに」、でも「本」は「ぽん」と「半濁音」で言っていました。
ということは、大体「4歳」を境にして、
「数字と助数詞の組み合わせの中の促音化」
を覚えるのかな?と思いました。あ、年齢は「推定」です。