新・ことば事情
6507「死火山、活火山」
2015年5月8日に「ミヤネ屋」にご出演いただいた、武蔵野学院大学特任教授の地震学者・島村英紀さんによると、昔は、
「活火山」「休火山」「死火山」
と言っていたが、「1979年の木曽・御嶽山の噴火」を機に、
「『死火山』と言わなくなった」
そうです。知らなかった!つまり「火山」には、
「『活火山』と『休火山』」
の2種類しかないと。ちなみに
「活火山」
の読み方は「カツカザン」か?「カッカザン」か?これはアナウンサー的には、
「カツカザン」
です。「促音」にはなりませんが、「ツ」は、
「母音が無声化」
するために、
「促音のように聞こえる」
ことがあります。
この原稿2年半前に書きかけで、そのままほったらかしになっていました。その意味では、「死火山のような原稿」
でしたが、ちゃんと「活動を再開」したので、
「休火山のような原稿」
だったと言えるでしょう。