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『道浦TIME』

新・ことば事情

6507「死火山、活火山」

2015年5月8日に「ミヤネ屋」にご出演いただいた、武蔵野学院大学特任教授の地震学者・島村英紀さんによると、昔は、

「活火山」「休火山」「死火山」

と言っていたが、「1979年の木曽・御嶽山の噴火」を機に、

「『死火山』と言わなくなった」

そうです。知らなかった!つまり「火山」には、

「『活火山』と『休火山』」

の2種類しかないと。ちなみに

「活火山」

の読み方は「カツカザン」か?「カッカザン」か?これはアナウンサー的には、

「カツカザン」

です。「促音」にはなりませんが、「ツ」は、

「母音が無声化」

するために、

「促音のように聞こえる」

ことがあります。

この原稿2年半前に書きかけで、そのままほったらかしになっていました。その意味では、「死火山のような原稿」

でしたが、ちゃんと「活動を再開」したので、

「休火山のような原稿」

だったと言えるでしょう。

(2017、10、11)

2017年10月12日 21:00 | コメント (0)