新・読書日記 2017_116
『ざんねんないきもの事典~おもしろい!進化のふしぎ』(今泉忠明監修、下間文江・徳永明子・かわむらふゆみ絵、高橋書店:2017、3、10)
かなりのベストセラーのようです。「事典」と言っても、その動物のイラストがカラーで大きく描かれていて、すべての漢字にルビが振ってあって、子どもから大人まで楽しめます。特に子供さんは絶対、興味を持って読むと思います!「ざんねんな」「いきもの」と「平仮名」で書かれているのは、子どもに親しんでもらうと共に、それらの「ざんねんんないきもの」に、著者が「愛着・親しみ」を持っているからだと思います。
項目を見てみると、
「カツオは こうふんすると シマシマの向きが変わる」
「ツチブタの体は 超かたい。でも、頭は 超弱い」
「イルカは 眠るとおぼれる」
「ウサギは 自分のうんこを 肛門から直に食べる」
「ホッキョクグマの毛がぬけると、肌は黒い」
などなど、興味深いエピソード満載!中でも「絶対この動物・昆虫だけには、生まれ変わりたくないな」と思ったのは、「ダイコクコガネ」でした。
「ダイコクコガネは 親子そろって 主食がうんこ」
絶対にいや!!!
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