新・ことば事情
6485「必死の救助活動」
10月4日のテレビ朝日のお昼のニュースを見ていたら、東京・日本橋(にほんばし)で火事があり、その様子を中継していた男性記者かアナウンサーが、
「必死の救助活動が行われています」
と言っていましたが、「必死」という「死」が入った表現は、ふさわしくないのではないか?似たような意味で、
「懸命の救助活動」
のほうが良かったのではないか?と思いました。まあ「懸命」も、
「命懸け」
なんですけどね。
この日の夕方の日本テレビ「every.」ではサイドスーパーで、
「懸命の救助」
と出ていました。