新・読書日記 2017_112
『もっとハゲしく声に出して笑える日本語』(立川談四楼、光文社知恵の森文庫:2017、9、20)
シリーズ第3弾。小ネタ満載。ニヤニヤ、ワハハハ。面白いねえ。
よくこれだけ小ネタをたくさん集められたなあと思ったら、ツイッターなどで書きためた?というか書いて来たものをまとめた本だと。なるほど、それだと一つ一つは短くなりますね。でも、読みやすくて面白いエピソードが山ほどあります。"何とかも積もれば山となる"・・・というと失礼に当たりますが、「継続は力なり」です!
「184(いやよ)」を6回足すと「1104(いいいわよ)」になるという話(180ページ)は、「へえー!」と思いました。実際に足してみたもんね。
また、「関西では大瓶を『ダイビン』と言うらしい。では小瓶は『ショウビン』か?」と書かれていましたが(146ページ)その通り、「ショウビン」です。おかしい? 関東じゃ「オオビン」「コビン」なんですよね。それは知ってますけどね。じゃあ逆にお聞きしますが、「中瓶」は何て言うんですか「ナカビン」って言うんですか?「チュウビン」でしょ?じゃあ「ダイビン」「ショウビン」でもおかしくないのでは?
ちょうど真ん中あたりを読んでいたら(102ページ)、いきなり先輩の「辛坊治郎」の名前が出て来た。
「キャスターの辛坊治郎はナインティナインに向かって『岡部さん』と言ったという。岡村、矢部ともにハイと返事をしたとか。また、辛坊氏、ほんこん(お笑いタレント)に向かって『台湾』と言ったらしいのだが、ほんこんのリアクションは不明である」
と!
たまたま辛坊さんが社内にいたので、この本を持って行って、
「こんなん、書いてありますけど、ホンマですか?」
と聞いたら、
「どうせ、ネタだろ?」
と言いながら、この下りを読むと、
「・・・言ったかもな」
とのことでした。これをツイッターでつぶやいたら、なんと「談四楼さんご本人」から、
「裏取り、ありがとうございます(笑)」
と返事が来ました!