新・ことば事情
6465「天然ガス液」
9月25日の「ミヤネ屋」のパネルをチェックしていたら
「天然ガス液」
という言葉が出て来ました、見慣れない言葉です、私にとっては。
「液化天然ガス(LNG)ではないのか?」
と思って調べたら、違いました。東京電力のHPによると、以下の通りです。
****************************************『天然ガス液(てんねんがすえき)【NGL】』
最近、「天然ガス液(NGL)」という名前をよく聞きます。「液化天然ガス(LNG)」とよく似た名前ですね。
二つとも地中では、気体の天然ガスとして存在しています。
「液化天然ガス(LNG)」は気体のまま地上に取り出したガスを人工的に液化したものですが、
「天然ガス液(NGL)」は地上に産出されると自然に液状になる性質を持っています。また「天然ガソリン」ともいいます。
「天然ガス液(NGL)」は硫黄分や窒素分が少ない、優れた燃料です。
東京電力では、福島県の広野火力発電所などで、この「天然ガス液(NGL)」を使って発電しています。
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グーグル検索では(9月25日)
・「天然ガス液」 = 7540件
・「液化天然ガス」=32万6000件
ということで、やはりまだ「天然ガス液」というのは、それほど浸透していないようですね。