新・ことば事情
6448「1分5秒」
お昼の弁当を買いに会社の隣り(歩いて1分30秒)のコンビニへ行き、
「おろしハンバーグ弁当」
を買いました。
このコンビニでは、店員さんがお弁当を温めてはくれません。
店員さんがいるレジから少し離れた所に、電子レンジが5台も並んでいて、
「セルフサービスで温める」
のです。そしてレジで店員さんが、お弁当ごとに異なる「温める時間」を口頭で教えてくれるのです。(まあ、お弁当に「レンジ加熱目安」の時間が書いてあったんですが。)
店員さんが私に告げた、「おろしハンバーグ弁当」の1500Wのレンジでの「あっため時間」は、なんと、
「1分5秒」
だったのです。店員さんに、
「1分5秒!えらい細かいですね?」
と言うと、元気よく、
「ハイ!」
と笑顔で答えてくれましたが、
「1分5秒って、ここの電子レンジで『5秒』まで計れるんですか?」
と聞くと、
「・・・いえ、『10秒刻み』です」
「ええ!じゃあ、ダメじゃないですか!」
とは、もちろん言わず、
「ああ、じゃあ『1分10秒』にセットして、残り5秒になったら『ストップ』を押せばいいんだね」
と言うと、明るい笑顔で、
「ハイ!」
と答えてくれました。ちなみに、若い「男性店員」でしたが。
そしてきっちり「1分5秒」、レンジでチンしたところ、熱くなり過ぎたのでした・・・。
会社からコンビニまで往復に掛かった時間が「3分」で、チンするのに「1分5秒」で、弁当を選ぶのに「1分30秒ぐらい」かかっていますから、合計でも「5分強」の出来事でした。