Top

『道浦TIME』

新・ことば事情

6444「来れる」

さだまさしの『飛梅』という曲を聞いていて「ら抜き言葉」を発見しました。

「来れるといいのにねと」

という歌詞です。「ら抜き言葉」の中でも一番違和感がないのが、「来る」の可能動詞形の、

「来れる」

ですね。本来ならば、「ら」を入れて、

「来られる」

なのですが、やはり随分昔から「来れる」は使われているようです。

さだまさしさんの『飛梅』は、1977年発表のアルバム『風見鶏』に収録されています。このアルバム、持っています。高校の時に買いました。

そうか、もう40年前なのか。少なくともその頃から「来れる」は使われているということですね。

(2017、9、7)

2017年9月12日 19:19 | コメント (0)